鷹ノ巣山(東日原~倉戸山口)

年が明けてからは三つ峠に行ったきり。
冬のキーンと空気が澄んでいる今のうちに登らないと後悔します。
というわけで、
今回は幾度か登場する奥多摩を愛し、毎週通う業界の先輩と
毎週テニスでご一緒する先輩と3人で出動してきました。
お二人は初対面になりますが何卒よろしく。

バスは臨時便と我々の乗車した定期便とも
ほとんどの乗客を川乗橋で降ろし、
僅かな登山者を乗せて終点の東日原バス停に到着しました。
静かな山歩きが楽しめそうです。
ゆっくり行きましょう!

稲村岩の後ろには雲一つない青空。
本日ももちろん晴天なり、です。

忘れるところでした。
集落から登山道に入り、下降した時点から計測を始めました。

日原川にかかる橋を渡ります。

稲村岩を巻きながら上昇して行きます。

見上げる稲村岩。

随分と降っていない様子です。

稲村岩手前。
ホンの少し登れば岩の頂に登れますが、崩れやすく、
調子にのって向う側を覗くと真っ逆さまに落ちてしまうらしいです。

我々おじさん達はもちろん行きません。

給水をし、いよいよ奥多摩三大急登の稲村尾根がはじまります。

長いんですよ。
見上げると青空が見えてそこが山頂かと錯覚するのですが
何段にもわたり、同じ光景を目にします。

急なんです。
でも空気がとっても澄んでいて、
同じバスで降りた皆さんはとうに見えなくなり、
静かで、ちょー贅沢な貸し切り登山です。

ところどころ雪もありましたがアイゼンは必要ない位でした。

ようやく”ヒルメシクイノタワ”なる休憩ポイントに到着。
ここまで来ると山頂は近いので、もちろん昼メシはまだ食いません。

コースタイムより結構遅れ気味ですが
気にせずゆっくり満喫します。

日差しがあるだけでとても暖かですね。

立ち止まると寒いですが、とっても爽快な山歩きでした。

山頂に到着。

ここも複数回登っておりますが、こんなに空いているのははじめてです。
登山道は空いていても、
山頂は何故か人だらけ、が鷹ノ巣山の印象なのですが。

後で地元の方にきいてわかったのですが、
今日は青梅マラソンNが開かれ、道路が封鎖されるため
マイカーでの登山者達が奥多摩方面を避けたことに起因するのだそう。
ナルホド。

富士山も大きく見えましたが、午後なので霞んでました。
もう二時間早ければ、くっきりハッキリだったことでしょう。

昼飯してたら誰もいなくなりました。
気温-5℃、時々日差しが隠れるととっても寒いです。

御前山を正面に望む石尾根歩きで下山します。

例年なら雪原であったことでしょう。

榧ノ木山、ピークよくわかりません。

しばし下って倉戸山。

冬枯れの森は葉が落ちているので明るいです。

日が傾いてきました。
これだけ人がいないと
単独であればちょっと焦ってくる時間ですが今日は3人、
ゆっくり怪我なく下りましょう。

前回は直進しましたが、今回は
分岐を熱海方面へ左折します。

ようやく奥多摩湖。

夕陽が眩しいです。

温泉神社で安全を感謝。

ここ鶴の湯温泉はもともとダム湖の底にあり
小河内ダムの建設で水没したんだそうです。

倉戸口バス停に到着。

夕焼けのダム湖の上に
月がぽっかり浮かんでました。





遅いせいか、めずらしくガラガラのバスに揺られて二十数分、
奥多摩駅に戻って来ました。

先輩が通う居酒屋”むら喜”さんに立ち寄り、
美味しいお酒を飲んで、帰路に着きました。

カメラのひも(片ストラップ)を下げひも(両ストラップ)に変更しました。
たいしたことではございませんが、
私的には大幅な機能性アップになりました。
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