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鷹ノ巣山(東日原~山頂~榧ノ木尾根)

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!(^^)!鷹ノ巣山山頂



先日、何度か山に一緒に行った業界の先輩に
仕事をお手伝いいただいた際に問われました。
「今週末はどっか行くの?」
「ソロで鷹ノ巣でも行こうかと思ってるんです。」
「そぉ、奥多摩なら一緒に歩くぅ?」
「では是非。」
といった感じで、毎週奥多摩に通う先輩と鷹ノ巣山に登って来ました。

以前に一度、ソロで登り、その時身体がすこぶる好調で、
調子に乗って走るように下山していたところ、
人生最悪の捻挫をしてしまった山です。


可能な限り早着できるよう、鶯谷を4:30に発ち、
お茶の水で合流しました。

山に行かない方は信じられないと思いますが、
早朝の奥多摩駅はハイカーで満員の電車のドアが開くと同時に
皆さんバス停に向け階段を駆け下りて行きます。
トイレに入る=座席には座れない、
という限界集落の駅とは思えない厳しい休日の朝の風景です。

我々の乗車する東日原行きのバスは増便を含め満車でしたが、
そのうち8~9割は川乗山を目指すハイカーでした。
川乗山は相変わらず人気のようですが、私はあまり好きではありません。


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鷹ノ巣を目指すであろう終点の東日原バス停で下車したのは僅かでした。



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ゆっくり準備をし、
歩き出したのは下車した登山者の最後でした。


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鍾乳洞で有名な日原ですが、私、行ったことありません。
ここで降りれば目と鼻の先、機会があれば一度行ってみたいです。


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登山道へ入ります。


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下って下って、巳の戸橋を渡ります。


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沢沿いの道を行きます。


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稲村岩がそそり立っています。
沢の水はとってもキレイです。


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いつものようにめくらめっぽうシャッターを切っていると
写真家でもある先輩がこういう場合はこう撮るとのアドバイス。
理解が及ばないので私のカメラでやってみてとお願いしたところ
さすが格好良く撮れてました。
シャッター速度を遅くするというのはわかってましたが、
加えてセルフタイマーで撮るのだそう。
するとシャッターを押す瞬間の僅かなブレも回避できるのだそう。

ナルホド。


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稲村岩の裏側。
ここからですと地元神社のお富士山位の高さなんで、
簡単に登れそうですが”崩れるのでよせ”的な注意があるのでやめときました。


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高尾や丹沢でも良く見かけますが、すぐに逃げます。
今日はじっとしていたので静かに撮りました。
艶々のこいつは、たしかニホントカゲという名前かと・・・


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稲村尾根は奥多摩三大急登なので、登山者少なく
とっても静かな中をハァハァ歩けます。
ブナ林の新緑を通り抜ける風がとっても心地よいです。


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植林と天然林に挟まれた登山道。
奥多摩によくある景色です。


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ヒルメシクイノタワ。
今日のヒルメシは山頂まで我慢します。


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気温が上昇してきたため、汗だくで歩みをすすめます。
風がないところでは虫がまとわりつき、とても鬱陶しいです。


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パッと開けて山頂です。


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晴れてはおりますが夏空でモヤっており、
富士山は見えませんでした。


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今日はいつもと違って、登山中の行動食を摂らなかったため、
近年には珍しくおにぎり4個、いってしまいました。
あとは下るだけ、非常食も要らんでしょう。


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石尾根はヤマツツジが見頃でした。
山のツツジは都会の道路端に咲いている大きなやつと異なり、
小ぶりで可憐でとっても素敵です。


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しばし大好きな石尾根歩きを堪能します。


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さてここの分岐から、
倉戸山方面の榧の木尾根で奥多摩湖へ向け下山します。
道迷いによる遭難者多発と
熊目撃多数で登山者があまり歩かない尾根だそうです。


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とっても静かですが熊の爪痕や糞が多数ありました。
途中で”ガォーン”という唸り声が聞こえたりして
単独では歩きたくない尾根道ですね。


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広い場所が沢山あるため、行く方向がたいへん不明瞭でした。

先輩が取り出して参照している地図は国土地理院の地形図で
等高線を見て場所の特定などをしておりました。
私のように、山と高原地図でコースタイムしか気にしない人、
観光雑誌を見ながら山に登ってしまう人、など山の楽しみ方は色々ですが、
こんなところでは読む力が必要ですね。


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”これで枯葉でも積もってガスでも出たら、全く行先わかりませんね、ははは”
なんて笑ってたら、


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枯葉だらけで不明瞭な箇所が何箇所もありました。
晴れてて良かったですね。


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傾斜こそ急ではありませんが長いルートです。


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そしてなんとこの広場が倉戸山の山頂。
道標が立ってましたが山頂標はありませんでした。

ここからは踏み跡はしっかり見てとれますが、
傾斜が増し、一気に高度を下げていきます。


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痩せた尾根道で急傾斜の下は湖。
落ちたらドボンで沈んじゃいそう。


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ようやく下山。


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バスは毎時一本なので時間があったら風呂入ろう、
と言っていたのですが何と来るまで5分。
急いで迷惑にならぬよう、
汗を拭って消臭して奥多摩駅に向け乗車しました。


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駅でサッと着替えを済ませて、
毎週先輩が通っている居酒屋で労いの酒。
狭い店内は奥多摩を愛する皆さんのたまり場でした。

先輩は毎週20時まで飲むのがマストなよう。
私は明日の仕事が早いため、1時間で退席させていただきました。

またディープな奥多摩をご案内下さい。
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