本仁田山(大休場尾根~鳩ノ巣)

今週は業界の先輩2名(写真の先輩と鳥ウォッチャーの先輩)
との奥多摩山行予定でしたが、予報はとても堅く、変動なく雨曇り。
中止も止む無し、と半ばあきらめモードでしたが
奥多摩に通い続ける写真の先輩から決行との連絡。
まだ行ったことのない、本仁田山に案内いただきました。

新宿で待ち合わせ、
ホリデー奥多摩の一番で奥多摩駅着。

いつもなら下車と同時にバスにダッシュするハイカーの姿もなく
休日の奥多摩駅らしからぬ光景。

本仁田山へは奥多摩駅から徒歩、
急登で名高い大休場尾根(おおやすんばおね)登り、
鳩ノ巣駅に下山するというバスを使わない便利ルート。

駅からほどなく、奥多摩セメント。
工場フェチにはたまんないんだろうなぁ。

民家の間を抜けて行きますが、
道標はそちこちにあります。

だーれも来る気配がありません。

よく出没しているようです”クマ”。
注意喚起が何箇所もありました。

奥多摩三大急登である 大休場尾根 に入って行きます。
三大急登は諸説あるようですが
〇鷹ノ巣山の稲村岩尾根
〇本仁田山の大休場尾根
は必ず入っており、三つ目が人によって
△三頭山のヌカザス尾根
△御前山の大ブナ尾根
△六ツ石山の棒ノ木尾根
だったりするようです。

意識はしておりませんでしたが、ここを登れば
上記5登のうち4登は経験したことになります。

確かにここも急でしたが距離があまりない印象で
個人的な印象では
急登の長さ 稲村尾根>大ブナ尾根>ヌカザス尾根
急登の角度 ヌカザス尾根>稲村尾根>大休場尾根
といった感じに思えました。
こと角度に関しては、どこも確かに急峻ですが、
それなりにつづら折りの登山道となっておりました。
そんななかでも例外なのが
ヌカザス尾根の「ツネ泣き坂」で
直登ルートになっており、振り返るだけでも落ちそうで
掴むものもなく、四つ足にもなれない、という
私にとってはダントツの急傾斜でした。
いずれせよ
どこの名急登も下りには決して使いたくはないです。

そして程なく山頂。
先輩に問いました。
「誰一人会わなかったけど、天気良ければもっと人いるんですよね?」
「いや、いない。」
「そっすか・・・」

誰もいない静かな山頂。
山頂標は味気ない白看板。

画像からは伝わりませんが雨風が強く
とても寒いので無理やりの笑顔で
さっくっと記念撮影して撤退。

高い山にいるかのような雲海が眼下を覆っていました。
幾度も来ている先輩によると、以前にはここに東屋があったのだそう。

雨がひどいので、
おにぎりは樹林帯に入ってからとお預け。

山でよく見かけるこのキモい黒いやつ、
何なんでしょうかね?

鳩ノ巣へ向かって下りるこちらの斜面は
斜度も程々で、風もなく、快適なトレッキングコース。

川乗山との分岐点。

幻想的。
思えば昨年もそれなりの回数、山に行きましたが
合羽は一度も着ておりませんでした。
本日はずっと着用しております。

獣でも出てこないかなぁ、
などと単独ではないので期待してみたりもする。



下山もあと少しとなったここで
本日初めて単独の登山者と遭遇する。
川乗山からの下山中とのこと。




間もなく駅。

鳩ノ巣駅ホーム。
ハヤミっても、イヨってもおりません。
踏切からです。


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◇本日のデータ(2017/4/9)
所要時間:約6時間20分(休憩含む)
登山口:奥多摩駅
下山口:鳩ノ巣駅
面子:3名(私を含む)
天気:雨時々くもり
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鳩ノ巣駅から再びの下り電車で奥多摩駅へ。

そして
毎週奥多摩へ通う先輩行きつけの
ジモティと登山者が集う居酒屋へ。
濃厚な焼酎にすっかりやられ、
トイレが近くなった私は両脇で寝入る先輩方を残し、
せっかく乗ったホリデー快速を一旦羽村で下車。
中央特快を待ち、乗車すると
”いまどこ?鶯谷で待ってるヨー”
とのありがたきお言葉。
今日も一日
お世話様でした・
また宜しくお願いします。
□ ホクリツ電機 web shop

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