磐梯山は盛り沢山

連発の山行になっております。
梅雨入りしましたので天気を見てどこかに行こうと決行。
候補地は平標山か磐梯山。
以前から見てみたかった爆裂火口を見に磐梯山で決定。
福島なので少々ドライブ距離は伸びますが
本日の3名はいずれも現役ドライバー。
遠くたって、渋滞したってコマメにつなげばどこまででもOKでしょ。
3時入谷を発ち、順調に東北道を進み磐越に分岐。
猪苗代磐梯高原ICで下り、裏磐梯スキー場を目指します。

このシルエットを見ただけで既に期待値を上回りました。

歩くルートは上の通り。

人気の山ですが、ほとんどは最短の八方台登山口から登られるため、
こちらの裏登山口は車も数台、見たところ登山者1名でした。

人のほとんどいない静かな山歩きの始まりです。
まだ使い方のよくわからないカシミール3Dによる
登り全区間データは下記↓

距離:3.728km
沿面距離:3.934km
標高差:909m
方位:173.26°
推定時間:3:33:04
累積標高:+897km -15m
見通し:見えます
とのこと。
何だかとっても興味深い。

ゲレンデを登り、振り返ると桧原湖が小さくなってました。

行く手正面に爆裂火口。
裏登山口ならではの絶景です。

距離:1.189km
沿面距離:1.207km
標高:1094m
傾斜:20.5°
勾配:37.4%


火口壁の標。

傾斜がなくなり、少し歩くと右手に池。

おーこれが銅池か、と感動(後、スグに違うことが判明)。
無風であったため、
湖面に風景がクッキリと鏡のように映りしばし見とれる。

距離:1.659km
沿面距離:1.679km
標高:1113m
傾斜:1.7°
勾配:3%

さらに少し行った左手、ありましたこここそが銅沼でした。


息を飲むような絶景。

しばしの記念撮影。
他に人の姿もなく、
貸し切りで池面越しに爆裂火口を臨むチョー贅沢な時間。

水は澄んでおりますが強酸性であるため
露出した岩や底面が自然界にはないような赤茶色。

できることなら周遊してみたい沼ではありますが
残念ながら道はなし。
帰宅して調べたところ、冬には湖面に雪が積もり、
スノーシューで対岸まで行け、
噴いている岩壁が神秘的に黄色く凍る姿が見られるのだそう。
帰りも立寄れます。
歩みを進めましょう。

距離:1.997km
沿面距離:2.018km
標高:1122m
傾斜:9.7°
勾配:17.1%

???

距離:2.649km
沿面距離:2.700km
標高:1296m
傾斜:25.2°
勾配:47.1%

急勾配を登り、

ミヤマキンバイの群落

距離:3.068km
沿面距離:3.235km
標高:1605m
傾斜:48.6°
勾配:113.4%

桧原湖

爆裂 火口縁にて。

天狗岩と櫛ヶ峰

山頂を望みながら花畑を周遊。

弘法清水小屋に到着。

唯一の難点、名山なのに通しでトイレなし。
我々おっさんは大丈夫ですが、お嬢さんたちはちょっとお気の毒。
バイオトイレがあったらいいのにねぇ。

小屋から30分で山頂に到着。

八方台からは団体客も多く、大変賑やかな山頂。

至福のランチタイムなはずが、半端ない虫の大群。
大口開けてると虫も食べちゃうので早々に退去。

祠に礼。

そして吾妻連峰バックに記念写真。

こちらは三角点。

一応山頂標でも。

さぁ、下山です。

珍しいけど何だろう?

満開のタニウツギ。

ウラジオヨウラク。
そしてまたまたの

銅沼。
またしばし見とれつつ休憩。

風が吹いてまた違った風情の名もなき方の池。

無事下山。
とっても充実の山行でした。



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◇本日のデータ(2016/6/12)
所要時間(休憩とおにぎりタイム含む):約6時間56分
登山口:裏磐梯スキー場駐車場(無料)
面子:3名(私を含む)
天気:晴れ
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さぁ、今日は東北道。
中央や東名ほどの渋滞はないでしょうから温泉です。
と意気込み、クルマを休暇村裏磐梯に向け走らせます。
すると休暇村間近のところで
とうとう遭遇しました。

(上画像は以前に動物園で撮ったものです)
我々のクルマの先方を横断して行きました。
しかも上画像みたいな可愛げはなく、もっと大型。
山でなくて良かった。

いい湯でした。
超バラエティに富んだ磐梯山でした。
また秋に行きたいです。
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