塔ノ岳・丹沢山(バカ尾根トレーニング)

ん~、久しぶりの晴れの休日だ。
連休だから高速の渋滞も凄い模様。
ほんとは八ヶ岳とか行きたいけど、
帰りのド渋滞を一人で運転は辛すぎる。
というわけで、ソロで丹沢に行ってきました。
家族寝静まる中、起床し、3:30 首都高入谷を発ちます。

今朝の環状線要所はほぼ1車線。
休前日の深夜に乗らない方はご存知ないでしょうが、
ルーレット族対策のためだと思われます。
つい先日などは、ルーレットカーが
我車の鼻先数十センチをかすめて行き、ヒヤリとしました。
巻き込まれたら大変です。
なので、
あおられはすれど無謀な割り込みはされないための車線規制、
適切と感じます。

さてさて休憩で入った海老名SAは
夜明け前にして結構な入り。
復路の渋滞はひどいことになりそうです。
秦野中井ICでおり、セブンイレブンでコーヒーブレイク.。

4:40 有料駐車場に到着。

身支度を整え、5:00 よりぼちぼち動き出します。

晴天を予感させる夜明け。

うっすら見えるので、ヘッデンは即しまいます。


優しい歩き出しです。

警告看板が増えてます。
駐車場脇の売店にもヒル対策の塩あります、なんてありました。
気にすると怖いので足元は見て見ぬふりで行くと決めます。

朝焼けがとっても気持ち良いです。

見晴茶屋 静かに通過します。
急な登りがはじまります。

相模湾が赤く染まり、江の島もぼんやり見えます。
独り占め、贅沢ですね。


体力自慢でもなく、技術があるわけでもありませんが

苦しくとも歩みだけを止めなければ前進してゆくものです。

なんて思っていると後光がさしこみ、

平らな道が現れたりします。

でもでも
人生と同じく(いや、人生以上に)、ずっと平らなわけありません。
誰もいないので、色々と呟き放題です。


駒止茶屋 通過。

もう少し耐えれば森林帯を抜けられます。

御大出現。
前回は真っ白でした。


堀山の家 通過。


急な階段に続き、嫌なゴロゴロ岩。



今朝は秦野市街地越しに遠方がよく望めました。

まだまだ急坂は続きます。
”オイラの人生もこんな風に急上昇して欲しいもんだ” などと呟き、
”なわけねぇな” と自分つっこみをいれたりして、

時々振り返ると
相模湾、江の島、新宿高層ビル、東京湾 と
見渡せ、元気がでます。
下山する頃にはここだけで
数十人の登山者とすれ違うこととなるでしょう。

画像ではわかりにくいですが、階段の果てでは
ゴールのフラッグのように「氷」のぼりが揺らめいています。

7:30 花立山荘着。

山荘前のベンチをお借りし、休憩。
思えば本日はここで初めてザックを下しての休憩でした。
日陰でザックを下してヒルにでも取り付かれたら、
とびびってのことで、決してストイックな姿勢からではありません。


富士山がビミョーな感じになってきました。

塔ノ岳山頂見えました。


あと少しです。

丹沢オールスターズが見えます。


7:50 山頂に到着です


早起きは三文の徳。
富士山こそ頭だけになりましたが、
空いている塔ノ岳山頂の景色が私は大好きです。
折り返してくる頃には
ここは皆が腰かけ大観覧席状態になっていますからね。

仏像が青空に映えますね。

急登途中で抜き去っていった
青年が気をきかせてシャッターを押してくれました。
きくと”これから蛭ヶ岳まで行く”とのこと。
若さが羨ましいです。

シチズン設置の日時計。
ある意味究極のエコ時計ですね。

かなり早めのおにぎりタイムをとり、
ゆったりまったり。

今日も丹沢山目指してGO。


下って下って登り返しますが、
バカ尾根歩きのあとの体にはとっても優しい尾根道です。

山頂が見えます。

笹の匂いにつつまれて、快適です。

とっても静かで贅沢な時間です。

植生保護の甲斐あってでしょうか、
木道脇はお花畑でした。



9:20 丹沢山 山頂に到着。

地味な山頂です。

時間的にもかなり余裕があるので一瞬
”蛭ヶ岳まで行っちゃう”という思いも過りましたが
15時を過ぎると
東名は未明までというド渋滞予測がでていたので
予定通り折り返すこととしました。
(下山途中、これで良かったと思い知らされます)

と決めれば時間もあるので約15分の微睡。
気持ち良かったぁ。

さ、とっとと下山してソフトクリームでも食べましょう。

前回も下山でかなり足やられました。
今回はバカ尾根下山中についにつってしまいました。
盛夏に屋外作業中、
腕がつった時には水分と塩分の摂取で即改善がされたので
ポカリと塩飴をこまめにとり、
おぼつかない足取りで何とか下山できました。
蛭ヶ岳まで行っていたら、
駐車場までは下山できなかったかもしれません。

12:30 丹沢クリステルさんに「また来ますね」と告げ
どんぐりハウスでソフトクリームを食べ、
農産物などを土産に仕込み、無事下山完了しました。

ビビっていたヒルの姿はありませんでした。
思えば先日の報道で
「丹沢では2月の記録的大雪で鹿が確認されただけで
70頭近く雪崩に巻き込まれたりして死んだ。
実数はその3倍程度の頭数が死んだのではないか。」
とありました。
ヒルを広範囲に運ぶ鹿の激減が功を奏したのかもしれません。
全く渋滞もなく14:10、自宅に到着しました。

未だ肘の肉離れは優れません。
テニスやりたいなぁ~

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◇本日のデータ(2014/9/14)
所要時間(休憩とおにぎりタイム含む):約7時間40分
登山口:大倉バス停前民間駐車場(\800)
面子:ソロ
天気:晴れ 時々 曇り
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