八ヶ岳-海の日は山へ行こう!

前回の書き込み後、間があきましたが、
電気屋はそれなりにあくせくしておりました。
そんな繁忙期ではございますが、日曜と海の日の貴重な連休
を利用し、ご近所山岳隊で八ヶ岳登山に行って参りました。
いつものように軽~いのりで参加してしまった私でしたが、
その行軍や恐るべし・・・。
目指すは赤岳。
山の名前にも疎い私は
”しまった、おいらでもほんとに行けるか?”
と気づいたのがネットでの前夜の下調べ時。
そして私にとってははじめての山小屋泊。
一日目は早朝に入谷を発ち、中央道諏訪南ICより
基点の美濃戸口に駐車。
まずは行者小屋(2345m)まで2時間程度の山歩き。
ついで中岳(2700m)へ。
自身が高山病になっていたことをはじめて自覚。
2500mあたりから、呼吸がおぼつかなく、動悸がし、
数分のこまめな休憩をはさみつつすすみました。
途中の阿弥陀岳にはチャレンジせず、中岳を経由し、
鎖場や梯子もある変化に富んだ山岳路をゆき、
ようやく宿のある八ヶ岳主峰の
赤岳頂上(2899m)に到着しました。


頂上小屋からみえる
暮れゆく夕景は素晴らしく、
何ともいえない絶景でした。


慣れない山小屋ライフはとても不便なものでしたが、
滅多にできない貴重な経験でした
(望んですることもないでしょう)。
風呂なし、水なし(有料500mlペットで\400)、
20時消灯後は電気なしで、
トイレにゆくにもヘッドライト装着。
ごみ一切はどんな小さなものも持ち帰り。
飲酒、食事、消灯後も、動悸おさまらず
ほとんど眠れませんでしたが、夜明けは訪れました。
早朝(深夜?)3時、起床し、荷物をまとめ、
4時には小屋を出、とても寒い中ご来光を待ちました。
ジャケット着用でも寒さを感じましたが、今思うと
この下界の酷暑を逃れ、ある意味幸せだったのかも
しれません。
日の出の頃には沢山の人が朝日を拝んでおりました。
雲が少々邪魔をしておりまありましたが、
黄金に輝く至福の光景です。


夏富士が雲の上に浮かび、呼吸を切らしながらも
上がって来て良かったと感じる瞬間でありました。

ご来光を拝み、5時前からでしょうか、
2日目の山行へ出発しました。
昼頃までかけ、
私にとってはかなりキケンを感じる難所な、
鎖場、鉄はしごなどある横岳をびびりながら行き、
慎重に逃げ腰で奥の院(2829m)山頂まで上がり、
硫黄岳山荘を経て、
硫黄岳山頂(2760m)に到着しました。



そこから一気に下山し、赤岳鉱泉経由で

沢沿いを下り、ゴール地点の美濃戸に
ほぼ予定通り、無事到着しました。
山好きの人のブログなどみると、難易度評価は様々ですが、
私にとってはかなりの工程でした。
十分上り、沢山歩きました。

御礼。
今回も私だけでは成し得ない
貴重な経験を
ありがとうございました。
ご近所山岳隊の皆さんデシタ。
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