榛名山(掃部ヶ岳)

梅雨なんで眺望目当ての山はあきらめて
曇りでもそれなりに楽しめそうな榛名山へ行って来ました。
関越を走るたびに車窓から望め、
以前より気になっておりましたが、今回が初の山行となります。
ナビは渋川伊香保インターを案内しますが、
地図的には駒寄スマートインターの方が近そうなので
そちらより榛名湖を目指します。
こちらからの道は、それ違いに難のあるカーブ(40位表示されていた?)
の続く峠道なのでおそらくナビでは渋川伊香保を推奨するのでしょう。

この山域のは、登山の定番である高原地図を持っていなく、
手持ちのガイドブックにより登山口へ向かったのですが
情報が古いため、榛名吾妻荘の裏手よりとなっておりましたが
建物が市の学校施設となり、名称が林間学校榛名湖荘となっていたため
少々探すのに手間取りました。

湖畔のトイレ脇の駐車場に駐車します。
無料の駐車スペースは点在して多か所あります。

7:00 ようやくの歩き出し。
榛名湖荘に向かって右側より入山。

ほう。

標示はわかりやすいとの前評判。

今日も人が少なさそうな予感。

まずは榛名湖が一望できるという硯岩へ立ち寄ります。
下を覗き込むと切れ落ちています。
硯岩よりの眺望↓





逆さ榛名富士がきれいでした。

戻って掃部ヶ岳への尾根道へ。

凄い笹薮に見えますが登山道です。

小さなアップダウンを重ねて進みます。

緑まぶしく、癒されます。

掃部ヶ岳に到着。

小さな山頂標。
少々早すぎますが、ここが今日の目的地です。
おにぎりタイムにしましょう。


人も少なく、ゆっくり食したいところですが
暑さが増すにつれ、アブとハエが大集結。
たちまち囲まれます。

梅雨の曇空の下の山行予定でしたので
この予想外の好転、贅沢は言えません。

これから向かう周遊路ですが、
我々の後から来た二組は引き返して行きました。

藪漕ぎ状態です。
足元を注意して行かないと踏み跡を見失ってしまいます。
あまり人が踏み入ってないせいか、所々獣臭が凄いです。
大きな足跡も沢山あり、恐らく奴の行動範囲でもあると思われます。

湖を望む角度が変わって行くのがわかります。

これを縦走する人って
相当のアップダウンを強いられますな。

恐る恐る覗き込むと
切れ落ちているビューポイントが多々あります。

何だこれは、の不安定そうな奇岩。

3人交代で登って覗いてみます。

画像じゃ伝わりませんが結構な高度感です。

若い頃と違って年々苦手になってきました。
仲間が立っているのを見るだけでも局部に震えを感じます。

回り込むと耳岩との標示。
後に下から見上げると先程の奇岩は確かに耳の形をしていました。

ほどなく、杖の神頭に到着。

短い時間ではありましたが
中々バラエティに富んだルートでした。

これが登山道ですからね。
標示はしっかりしているのですが
藪歩きはちょっと不安でした。

林道を50分、途中で蛇がのびてました。
艶感からいっても絶命したてではないかと思われます。
合掌。

別荘地にショートカットし、間もなく下山。

下界はしっかり真夏でした。

竹久夢二アトリエを通過。

歌碑。

下山完了。
まだ早い時刻だったので、30分走ってインターそばの
利休の湯、なる温泉施設に寄りました。
いい湯でした。
ささっと帰って長い反省会。
今日も良く飲みました。





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