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楽しい大人のDIY ~ZO 1号 その1

先週書きました通り、地道なジョギングは飽きたので一旦やめて、
今週より文化的な趣味に時間を費やそうと決めました。

ホントは何より、大自然の中へ出かけたいのですが・・・

DIY でギターいじりを始めました。
ぼろくて鳴らない中古というよりも完全ジャンクなおもちゃ
”フェルナンデス ZO-3”を入手しました。

”ZO-3 芸達者” というグレードのもので、新品購入だと約5万円の
トレモロユニットとディストーションが付いた人気モデルです。

現状、音は鳴らず、ポッドは空回りして軸が変形、アームは紛失して付属しない
ボロな機体の割には予想以上の価格でした。


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さぁ、楽しい分解作業に入りましょう。
(Beforeの全体画像を撮るのも忘れました)


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過去(遠い昔)に、スタンダードな ZO-3 を購入したことがあります。
もちろん新品でしたが、ZO-3は操作系がワンボリュームのみのため、
カチコチな音しかしないため、数か月で売却してしましました。


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以前に知識もなく真似事で作成し、大失敗して廃棄した
フレットレスギターの作成をした際に外した部品等を最大限活用して修理をおこないます。


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オンボードの壊れたボリュームポッドを外し、
同等のPush&Pull 機構のあるボリュームポットをボード外に配線します。


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配線をメモに残しつつ作業します。
鉛筆と間違えてコテをつかみでもしたら大変ですので集中しましょう。


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いけそうですな、こりゃ。


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ネットで1ボリューム、1トーンのギブソン配線など参照し、メモリます。
我ながら、絵心ありません。
前述の通り、トーンコントロールがあれば、愛せる ZO-3 になるかもしれません。


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トーンポッドを仮配線してテストしてみます。
おー、効き目ばっちりでかなりいけてますね。


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こうなれば、少々狭い収納部ですが、ボリュームポッドとトグルスイッチの間に
トーンポッドを配線するための穴を開けてしまいましょう。
中古ジャンクなので、新品ではできない大胆なアプローチが可能です。


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ZO-3 のストラップピンはヘッド裏にあす三味線スタイルで、不格好なので
ストラップピンの移動もおこないましょう。
これはオーナーの皆さんが良くおこなっているようです。


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↑ネックジョイント部に下穴を開けて移動します。


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仕上がりはこんな感じ。
実際に下げてみると、特にバランスが悪い気もしません。


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汚れの激しい指板はレモンオイルできれいになりました。


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トーンポッドが見た目も違和感なく収まりました。
弦を張りなおして、とりあえず完成です。

一通り調整を終えると、ガラクタが立派に蘇りました。
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