至福の火打山

(天狗の庭からの火打山)
ずーっと行きたかったんです、火打山。
スキーの時には丸沼からみても、かぐらからみても、
火打山と妙高山がポッカリ雲の上に浮かんでいるんです。
北アルプスの隣の頚城山塊に属している新潟最高峰の山だということで
とても興味がありました。
本日、念願かない、日帰りではありますが行くことができました。
1:30 入谷を3名で発車。
連休中日で、お出かけ日和は本日、交通の混雑は必至ですが
3名ともいつも乗ってるドライバーなので、単純に 1/3時間は眠って過ごせます。

5:30 到着時、広い駐車場は80%の入り。
それにしても百名山とつくとこは最近どこに行っても混んでます。

テン泊で人気の山だけあって、
大荷物を背負った若めの山ガールの姿が多く目立ちます。

準備をして、予定通り6時に歩き出します。
コースタイム 8h35min 、長めの行程となります。

天候が不順で行先確定が直前だったため、
用意していなかった登山届けを記入し投函します。

朝日が差し込んだブナ林が目に眩しく、
自ずとテンションがあがります。

豪雪地の山なので、足元は泥んこになりますが
沢の水がとっても豊富でキレイです。

紅葉、始まってます。

木々の切れ間から、お隣の北アルプスが一望、
気分は上々です。

併せて呼吸も上がります。

深く澄んだ青空に映える色とりどりの秋。

我々が進む高谷池(左)と妙高方面の黒沢池(右)の分岐。

火打山本体が見えました。
まだまだ遠くて、とってもデカいです。

幾度見ても詳しくはない私にもわかる、槍と鹿島槍が認識できましたので、
白馬、杓子、唐松、五竜、穂高も写っているはずです。

鹿島槍。

槍。

高谷池ヒュッテに到着。
トイレをお借りしましたが、とっても清潔で何とウォシュレット、
山ガールに人気なのがわかりますね。

まだここから標高にして400m以上を稼がねばなりません。
ゆっくりと大休憩とします。

管理が行き届いていて、バツグンにきれいな湿原です。

尾瀬などとは違い、苦労して登って来なければ得られない湿原歩きなので
人も多すぎず、ゆったり満喫できます。

まさに天空の湿原です。

あそこに登れば360°の眺望が待ってます。

花の時期は過ぎましたが、
登山道脇にはオヤマリンドウが沢山残ってました。

影火打と火打山。

頷けます。

しばし木道を周遊します。

天狗の庭。

草紅葉がキレイです。

さかさ火打もバッチリ。

登り始めると一気に高度を稼ぎます。
高谷池が小さくなって行きます。

特徴的な妙高山が姿を現します。
画像には残せませんでしたが、遠く八ヶ岳や富士山も望めました。

ライチョウ平。
快晴でこれだけ登山客が多く、
騒がしいと雷鳥はもちろん現れません。

ピークに到着。

腹減りました。
さっさと記念撮影して大展望のランチタイムにしましょう。

日本海方面です。
雲海がなければ佐渡島もスグそこに見えるはずです。

満腹になったら下山です。
戻る稜線の登山道がはっきり見えます。

とっても名残惜しいですが別れを告げます。

強風予想も全く外れ、爽やかな秋の微風の中、
最高の山歩きでした。

下りの時にはいつも思います、”よくこんなに登ったなぁ”と。
今回は特に強く感じました。





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