奥多摩むかし道 を行く

こんな状態じゃ人と一緒には歩みがのろすぎて歩けないので
またまた単独で高尾でもと思っていた昨日、
O隊員より、
”一度歩いてみたかったむかし道でもどお?
あまりアップダウンもなさそうだし”
とのありがたきお誘い。
拙い足どりでご一緒させていただきました。
山行ではないので、利便性を優先して
ハイカー達で満員のホリデー快速で奥多摩駅下車。
駅から青梅街道の旧道にあたる
「奥多摩むかし道」を行きます。

本日も晴天なり。




案内板から旧道に入り、先日
六ツ石山から下山の際に通った羽黒神社脇を登って行きます。

歩道を少し登り、廃線となっている線路を歩き
トンネルを探検します。

真っ暗なトンネルから見える出口の画、
とっても素敵です。

でた先のここは
”マムシがでるので立入禁止”とのこと。

歩いてきた集落が一望でした。
ダム建設の際の資材運搬が目的だったそうなので納得です。

トンネルを戻り、線路伝いに行くとむかし道に合流します。

とっても風情ある光景です。

できることならずっと線路伝いに歩いてみたいものですが
橋梁上などは底面が朽ちており、
落ちたらあっちの世界にいっちゃいそうな箇所が多々でした。

むかし道自体は大変良く整備されており、
要所要所にトイレ棟も置かれております。

緩い登り坂で足首保護のため
同時に安静にされ固まったアキレス腱が伸び、
何とも言えない心地よさでした。

特徴的な狛犬が印象的な白髭神社。

画像ではわかりませんが、
右には石灰岩の一枚岩が祠に迫って露出してます。

離れていったトロッコ線路が頭上に見えてきました。
ミニ碓井峠的な様相です。

大好物の紅葉です。


惣岳不動尊。

惣岳渓谷。
紅葉と渓谷の美、木々が邪魔してここからは見えません。


ビューポイントのしだくら橋(吊り橋)。
老朽化しており、一度に渡れるのは3人までとの警告。

揺れにビビりつつも、
橋からの景観は並んで待つ価値ありでした。



道所橋。
こちらは前述のしだくら橋より短く、揺れも少ないので安心。
5人まで行けるそう。

素晴らしい。

来て良かった。

来なきゃソンソン。



終着点の小河内ダムまであと少しです。


上から小石が降ってきたので見上げると天然記念物のカモシカ。
昨年深夜の獣ツアーの際に先輩が言っていた
小河内神社に住み着いているという個体でしょうか。

むかし道ではダムを眼下に見てから少々遠回りを強いられました。

奥多摩湖畔は紅葉目当ての観光客でたいそうな賑わいでした。


奥多摩駅へ向かうバスは増便されてましたが
乗車率はざっと200%超といった感じでした。
今年は密かに丹沢主脈縦走(青根-蛭が岳-丹沢山-塔の岳-大倉)
をしたいと目論んでおりましたがこの状態ではロング山行は
叶いそうにはありません。
来週はもう少し登れるでしょうか?


--------------------------------------------------------
◇本日のデータ(2016/11/13)
所要時間:約4時間27分
登山口(スタート地点):奥多摩駅
面子:2名(私を含む)
天気:快晴
--------------------------------------------------------
□ ホクリツ電機 web shop

にほんブログ村

登山・キャンプ ブログランキングへ
スポンサーサイト