fc2ブログ

鷹ノ巣山~六ツ石山(ソロ)

2016092500.jpg


貴重な晴れの休日。

本当は丹沢に行きたい。
でも夏日予報。
つまりはまだ襲ってくるかもしれないヒル。

疲れもあるのでソロで渋滞の運転は避けたい。

結局近くてとっても遠い奥多摩の未だ登っていない
鷹ノ巣山に行ってきました。

幾度も行こうと思いましたがコースタイムで8時間弱。
電車とバスを乗り継がねばならないので
一番早くても歩き出しは8時。
つまりは下山が夕方になってしまいます。
どんなに遅くても15時には下山するという
基本スタンスの私にはちょっと厳しい行程です。

あと1時間早く歩き出せれば
問題なかったのに・・・

4時半には家を出、神田を経由し立川までの電車は
朝まで飲んだ若者たちの酒臭漂う酔いどれ車両。
立川で乗り換えると客層は一転、
ハイカーだらけで満員の車両。
山に行かない方にはわかりませんが
勤勉な人たちがわんさかなのには毎度驚嘆します。


2016092501.jpg

奥多摩駅で扉が開くと皆さんダッシュ。
ホントなんですよ。


2016092502.jpg

私の乗車する一番乗場は既に長ーい列。
ありがたや、かろううじて座ることができました。


2016092503.jpg

山ガールを含むほとんどの皆さん、途中で降りて川乗山に向かうようでした。
鷹ノ巣に向かうであろう終点の東日原で下車したのはほんの数名。
しかもおっさんのソロハイカーばかりでした。


2016092504.jpg

軽く挨拶を交わし、いつものコンビニ飯を摂り、
出発したのは私が最後でした。


2016092505.jpg

登山口まではほんの少しです。


2016092506.jpg

稲村岩が見えます。
急さに驚かされますが裏から巻いていけば問題なし、と予習済です。


2016092507.jpg

登山口からは登るのではなくまず下ります。


2016092508.jpg

晴天なり。


2016092509.jpg

道標しっかり。


2016092510.jpg

橋の下に見える川は連日の雨のせいでしょう、
かなりの流れでした。


2016092511.jpg

本日目指す石尾根ってことですね。


2016092512.jpg

見上げる登山道はかなりの急登です。


2016092513.jpg

しばらくは沢沿いの道を進みます。


2016092514.jpg

滝が連なり、素晴らしい峡谷美です。


2016092515.jpg

快適な登山道でした。


2016092516.jpg

気付くといつの間にか名物の急登が始まってました。
今回自分に課したテーマは心拍を上げずにいかに登るかです。


2016092517.jpg

ゆっくり歩みを止めずに
いつもの”はぁはぁ”なきように登ります。


2016092518.jpg

この分岐、
画像には残っていたのですが迷わず石尾根方面に向かってました。
稲村岩はここを左だったんですね。
でも下山時の焦りを振り返ると行かなくて正解でした。


2016092519.jpg

奥多摩三大急登と言われるだけあって
とにかくずーっと急傾斜が続きます。


2016092520.jpg

ヒルメシクイノタワ なる場所まではのろのろでも止まらないよう努めます。
変なタイミングで休んで急傾斜から歩き出すほど辛いことはありません。


2016092521.jpg

今日もそこらじゅうキノコ祭りでした。


2016092522.jpg

ヌカザス尾根のツネ泣きのほうが部分的な傾斜はきつかったですが
これほど長く続くとは恐るべしです。


2016092523.jpg

同じ急でも合戦尾根やバカ尾根のような華やかさはありません。
辛いです。


2016092524.jpg

さすがに凄い勢いで標高が稼げます。
余計な腹の肉が強燃焼している気がします。


2016092525.jpg

そろそろ腹も減ってきて辺りのキノコがやけに旨そうに見えます。


2016092526.jpg

着きました、ヒルメシクイノタワ。
期待していたような休憩場所ではありませんでしたので
体が麻痺しているうちに歩みを進めます。


2016092527.jpg

あと30分で山頂です。


2016092528.jpg

ここからは問題なく歩けました。


2016092529.jpg

登坂中は数人の登山者だけでしたが
明らかに賑やかな声が聞こえてきます。


2016092530.jpg

着きました。


2016092531.jpg

鷹ノ巣山山頂です。


2016092532.jpg

素晴らしい眺望です。


2016092533.jpg

山頂にいた方によると、
東京都の山頂標は皆こんな感じにリニューアルされたそうです。
まるで墓石のようで耐久性はバツグンな感じです。


2016092534.jpg

富士山を正面に至福のおにぎりタイムです。
でも、正直、おにぎり飽きました。

多くの皆さんは奥多摩湖の水根から上がってこられたのだそう。
そしてそちらへ下山するのだそう。
そちらに変更すべきか、ちょっと迷いました。


2016092535.jpg

奥多摩駅まで
ヤマレコで、下り累計が3000m(ほんまかいな?)、
昭文社地図上のコースタイム4:40 となっており不安要素満載ですが
同行者はいないので、早いも遅いもわがままペースで行けるので
予定通り石尾根歩きをすることとします。


2016092536.jpg

尾根歩きに出発します。


2016092537.jpg

快適この上ない登山道です。


2016092538.jpg

こういう所を歩いていると、
もうあの地獄のような尾根歩きは喉元を過ぎてしまいました。


2016092539.jpg

ホント、私は単純な人間です。


2016092540.jpg

二度と来ない、という思いはすっかり遠い過去のものとなり、
こんどはいつ来よう、とポジティブな思いに駆られます。


2016092541.jpg

ここから分岐すれば奥多摩湖へ下れます。


2016092542.jpg

いい感じの散歩道です。


2016092543.jpg

前々にランナーの方が一人、
前に登山者が一人おります。


2016092544.jpg

何のことない青空が素敵です。


2016092545.jpg

急いでいて気付かなかったなぁ。


2016092546.jpg

折角なので六ツ石にも立ち寄ります。


2016092547.jpg

こちらも同じく立派な山頂標でした。
一組と一人が休んでおられました。


2016092548.jpg

六ツ石分岐に戻り、ここからは一気にペースを上げて下ります。
山中で暗くなるのだけは避けたいです。


2016092549.jpg

何やらキレイな花が咲いてました。
六ツ石に立ち寄っている間に先行する二人は消え去りました。

誰もいない山中は怖いです。
磐梯山の際に初めて野生のクマを見てからかなりヘタレな私です。
話し相手もいないので歌でもと口ずさむとなぜか”森の熊さん”。
なんでやねん!


2016092550.jpg

作業用のモノレールと交差。
人工物を見てホッと一息。


2016092551.jpg

自分なりには途中で走ったりして
かなりのペースでの下山です。


2016092552.jpg

途中猿の親子が前を横切ってびびりました。


2016092553.jpg

モノレール終端に出ました。
登山道は左と矢印あります。


2016092554.jpg

そちらへ進むとなな何とロード。
相当長く続きそうなイヤな予感です。


2016092555.jpg

でも明るいうちに山中から出た安心感からか
”もし、親切なクルマが通って駅まで送ってくれたら”
なーんて想像して
”やはりお礼に僅かな現金は失礼だろうか”
”名刺でもいただいて、後日浅草土産でも贈ったほうがよいか”
など思いを馳せつつ歩いておりましたが
横を何のためらいもなく通り過ぎる軽が一台のみ、
余計なとり越し苦労でした。


2016092556.jpg

そしてやがて急坂を踏ん張るのも疲れるので
傾斜に任せて走ったりしていると大コケしました。
へんな捻り方をして、左足がかなりヤバい感じです。


2016092557.jpg

集落に出てからも泥道で一発コケました。
山中は慎重に歩いていたのですがロードに出てから二発目です。


2016092558.jpg

それでも歩みを進めていると駅に着きました。

「家に着いてただいま、というまでが遠足です」
小学校の先生がよく言ってました。
毎度いいますが、奥多摩はとっても遠いです。


2016092559.jpg

早く帰ってビール飲もう!
帰りのJRはぐっすりでした。


2016092560.jpg


2016092500a.jpg


--------------------------------------------------------
◇本日のデータ(2016/9/25)
所要時間(休憩とおにぎりタイム含む):約7時間2分
登山口:東日原バス停
面子:1名
天気:晴れ
--------------------------------------------------------





□ ホクリツ電機 web shop


にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

登山・キャンプ ブログランキングへ
スポンサーサイト



エビ、その後

ミナミヌマエビ、
すっかり当環境にマッチし、キレイになってきました。


2016092201.jpg

スケルトンのボディはコンデジ泣かせで、
ピントがなかなかあいません。


2016092202.jpg

秋の訪れを感じるこの頃ですが
今にも産まれそうな抱卵個体がまだおります。


2016092203.jpg

産まれて7~10日位の稚エビが沢山おります。
親は子には全く無関心です。


2016092204.jpg

朝見ると深夜の脱皮跡があります。
自分たちの抜け殻まできれいに食し、無駄のない奴らです。


2016092205.jpg

流木に満載だった苔も全てキレイに食べつくされました。

本日もずーっと雨。
残務をしつつ観察していると外はすっかり暮れていました。

行ってきました、富岡製糸場

2016091800.jpg


一度は行こうと思っていました。
世界遺産、富岡製紙場。


2016091801.jpg

2016091802.jpg

2016091803.jpg

2016091804.jpg

往復路は強い雨でしたが、
見学行動中は傘も不要で何とかもちました。

笹尾根(都民の森~三頭山~槙寄山)

2016091100.jpg


先週に引き続き、またまた関東はどこも雨模様。

降らなければ今一度の奥多摩湖からの三頭山ヌカザス修行に、
と思っておりましたが、ドラム缶橋が補修中などの情報もあり、
また、お足元も最悪のようなので私の体力じゃちとキツそう。

なわけで、都民の森からの一般的なコースに変更しソロにて強行。

すると富士山以来のYクンが同行希望。
「降って撤退して、温泉だけになっても恨まないでよ」
と念を押し、とっても遠い都内の奥多摩へ。

自宅を出ると雨。
武蔵五日市に着くと雨。

檜原村と奥多摩はピンポイントでみると
行動中は降らないハズだが・・・

峠道をバスでしばらくいくと路面がドライ。

そして到着するとありがたき薄陽。


2016091101.jpg

ほんと奥多摩は遠いです。
登山口まで家から3時間。
クルマなら山梨、長野まで行けちゃう時間を要します。


2016091102.jpg

こんな天候なので登山者も少なく、
何となく不気味です。


2016091103.jpg

森林館で朝食(もちろん毎度のコンビニ飯)を摂り、
ゆっくり準備を整え出発します。


2016091104.jpg

撒きたてもウッドチップの路。
とっても歩きやすく、ふわふわで気持ちがいいです。


2016091105.jpg

ほどなく三頭大滝。


2016091106.jpg

見物用の吊り橋の上、スズメハチがブンブン威嚇してきました。
いつも言いますが、私、
クマよりも現実的なスズメハチが大の苦手です。


2016091107.jpg

沢沿いは カメバヒキオコシ(というらしい)が終始沢山で
とってもキレイでしたね。


2016091108.jpg

幾度もちょっとした渡渉を繰り返し、高度を上げていきます。
何のことない道のはずが、2キロ増の体には露骨にきました。


2016091109.jpg

随分と曲がった生き方をしてきたのね。
傾斜が緩み、陽が差すととっても気持ちがいいです。


2016091110.jpg

2016091111.jpg

本来なら展望のきく西峰(1524.5m)着。
もちろん富士山は見えませんが青空ものぞき、気分は上々です。


2016091112.jpg

2016091113.jpg

ここが三峰の最高地点の
目立たない中央峰(1531m)。


2016091114.jpg

2016091115.jpg

そして東峰(1527.5m)。


2016091116.jpg

2016091117.jpg

御堂峠。
ランナーの方が御前山方面に駆けて行きました。
いつか歩いてみたい路ではあります。


2016091118.jpg

前回上がってきたヌカザス方面。


2016091119.jpg

2016091120.jpg

三峰は記念撮影のみとし、
ムシカリ峠に戻り笹尾根方面に進みます。


2016091121.jpg

滅多にないであろう誰もいない避難小屋。


2016091122.jpg

折角なので中を覗いてみました。
扉を開けるとまずトイレがあり、悪臭を感じますが
中にもう一枚扉があり、その中は上画像のようにキレイになってました。


2016091123.jpg

小屋前のベンチに腰かけ、しばしまったりとおにぎりタイム。

ここからはアップダウンはありますが
下りメインなので時間をみて下山しようと決め歩き出します。


2016091124.jpg

大沢山 1482m。

今日はどこを歩いても人が少ないです。


2016091125.jpg

秋の気配がちょっぴり。


2016091126.jpg

今日は幾度かガマが足元を横切りました。


2016091127.jpg

2016091128.jpg

下りに下り、傾斜が緩くなると槇寄山に到着。
ベンチに腰かけ協議の結果、ここで下山することとします。

バスの本数がとても少ないので温泉(数馬の湯)に向け下山し、
待ち時間が長ければひと風呂してビールでもやりましょう。


2016091129.jpg

2016091130.jpg

西原峠から尾根を外れ、集落を目指します。
引き続きの笹尾根は
高尾山方面って表現がいいですね。


2016091131.jpg

触れませんでしたがキノコだらけの山歩きでした。
特に上画像の毒々しいやつが山盛りでした。
帰宅して調べると食用で美味なタマゴダケらしい。
でもキノコは”~~もどき”なのが多いですからね。
取りあえずは同行したYクンに今度試してみて、と勧めておきました。


2016091132.jpg

そしてまたまたの意味不明な
国定忠治が遠見した木。



2016091133.jpg

2016091134.jpg

檜原村の集落にでました。


2016091135.jpg

2016091136.jpg

時刻表を見るとバスまで15分。
1本逃すと2時間待ち。
風呂はお預けとなりました。


2016091137.jpg


接続良くホリデー快速に乗り鶯谷まで3時間。

駅近くの飲み屋で2人散々飲んで解散。

雨にも遭わず上々な一日でした。



2016091100a.jpg


--------------------------------------------------------
◇本日のデータ(2016/9/11)
所要時間(休憩とおにぎりタイム含む):約5時間10分
登山口:都民の森
面子:2名
天気:くもり時々晴れ
--------------------------------------------------------





□ ホクリツ電機 web shop


にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

登山・キャンプ ブログランキングへ

エビ、始めました

ミナミヌマエビ、増えたからどぉ?
地元友人に
稚エビを10匹程度いただいたのが始まりでした。

温度管理が不要、つまりは冬のヒーター不要。
エサはコケでよし、つまりは陽だけ当てとけばオーケー。

つまりはたまーに少し換水しとけば良し。

自宅屋上で稚エビの隠れ家になるであろう丈夫な水草だらけの中に投入。
二週間程度で繁殖の兆し。

でもでも
容器の上から眺めているだけではちーとも面白くなし。

なので先日、
これ以上は決して拡張しないことを心に誓い、
小さな水槽を購入し、
天候で山が中止となった昨日曜日よりセッティングに入りました。


2016090401.jpg

私がディスカスやらに入れ込んでおりました頃には
個人的信頼度で、ニッソー、スドー、
品質今一だけど安いのがコトブキで、あとはその他って感じでした。
今は売場に行くとこのGEXなるメーカーが随分と台頭しておるんですね。
巾45程度の安価で小さな水槽なんで悩むまでもありませんが・・・


2016090402.jpg

底砂も併せて購入しました。
屋外容器にある大磯の砂利をそのまま使えば済むんですが
何やらとっても惹かれるパッケージでしたので。
あとでみるとこれも GEX でした。


2016090403.jpg

砂利ではなくソイル(天然土)なので水を注ぐとしばらくは真っ黒です。
水はハイポでカルキ抜きをしただけの水道水です。


2016090404.jpg

エアレーションのみし、半日待つとやや澄んだ水に。
野外メダカ容器でしばしば捨てる程大繁殖していた
丈夫な水草アナカリスを投入。


2016090501.jpg

水草は洗って投入したつもりでしたがメダカの卵がついていたようで
予想外にメダカが数匹孵化。

そして稚エビを投入。


2016090502.jpg

たっぷり抱卵したメス。


2016090503.jpg

こいつは恐らくオス。


2016090504.jpg

好きな音楽などつつ、飲みつつ、じーっと観察。
一生懸命こけをついばんでてとっても可愛い奴らだ。


2016090505.jpg

あっと言う間に90分。

かがみ過ぎて腰が痛い。