笹尾根じゃなくて浅間尾根

今年の〆山として
一人でしっぽり奥多摩側から笹尾根を歩いて、
景信山あたりから相模湖駅へ下り、
ちょび呑みして、帰宅してから近所で呑み〆、
と計画してたんです。
が、ですね・・・
4:30 自宅を出、
4:58 鶯谷を発ち、
東京駅で乗り換え、立川で乗り換え、

さらに拝島駅で乗り換え、
ようやく武蔵五日市に到着。

そしてそこから更に西東京バスに乗り、

上川乗バス停に到着したのは朝8時。
いやー、奥多摩方面はホントに時間がかかります。
車ですっとばせば、半分位で着くでしょうが、
今日はしっぽり歩いて、しっぽり呑んで、
が目的だったので仕方ありません。

初めてのコースだったので色々不明だらけで、
登山口がわからず、一番近い道標に
”浅間嶺”と浅間の表記があったので、
浅間峠から笹尾根を目指す私は迷うことなく入山しちゃいました。

人の気配は全くなく、雲が低いところに陽が差して
最高の気分でかなりのペースで上がって行きました。
”こんなペースじゃ昼過ぎには高尾に着いちゃうんじゃねエの”
なんてすっかり高を括って。

いい感じの竹林。

いい匂いが鼻についたので多分、檜林。

落ち葉でふかふかで、とっても優しい冬の散歩道。
昨日、一昨日の雨で相当足元が悪いことを覚悟していたので
想定外の心地よさ。

樹林帯を抜けるとぱっと辺りが開けて、

浅間嶺。

奥多摩一望、富士山もクッキリ。

こんないいとこがあるんだねェ。
風もなく、
かなりゆっくりのおにぎりタイム。

誰もいないので自撮。
と、ここまでは良かったんですがね・・・

発とうとすると、
またまたストックの先の買ったばかりのリングがない。
リングや先端ゴムはしょっちゅう拾う、
という意見が多いですが、私は失くす専門。
いやな予感。

高尾山域一部分の地図コピーしか持参してなく、
道が把握できませんでしたが、
明らかに登山道なので大丈夫だろうとススム。

ここで腹痛の兆し。

向うに見える尖ったのは御前山、ほお。
ちょっと遠くねぇか?

そして本格的に腹痛。

ダメだ、撤退だ。
とにかくバス停とつくところへ下ろう。
払沢の滝入口バス停とある。
そこはバスで通過したところだから確実に復路なはずだ。

ちょっといい感じのロックガーデンチックなところもスルーし、
一目散に下る。
すれ違った登山者はたったの一組。
やがて、林道と登山道が平行しているところで
巻いていない登山道を選択。
とっても急で、ところによっては十数センチ程度の痩せ道が多々。
しかもそれが枯葉でカモフラージュしてあり、滑りに滑る。
落ちても人が来ないのでとってもキケン。
時坂手前では必ず舗装路を歩きましょう。

舗装路に出るとトイレもあり、とっても平和。

落ち着きを取り戻し、バス停に向け下山。

11:10 払沢の滝バス停に到着。
バスが来るのは12:30。
着替えの時間を入れてもかなりの余裕。

せっかくなんで東京唯一の日本の滝百選
払沢の滝 を見物することに。

紅葉の頃にはさぞや素晴らしいことだったでしょう。

檜原村最大の観光名所、4段合わせた落差は60メートル、
なるほど。

バス停に戻り、ゆっくり着替え。
この上ない空腹状態だが、気を抜かず、家まで絶食。

帰宅して奥多摩と高尾の地図を参照しました。
入山経路が全く違ってました。
目指したのは浅間尾根、行ったのは浅間嶺。
浅間嶺山頂から向う下に見えたのが笹尾根だったようで。
ま、浅間嶺もいつか行くでしょうからよしとしましょう。
人を誘って先導しなくて良かったです。
笹尾根は正月にでもチャレンジしよう。
山旅ロガーによると、歩行は10.2キロ、
檜原村を満喫した一日でした。

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