甲武信ヶ岳～千曲川源流を辿りに

ホントは明日の山行を予定していたのですが
台風の影響で不可。

というわけで、急遽本日の決行となりました。
先日浅間山に登った3名で
甲武信ヶ岳に行ってきました。

いつものように勤勉に3時入谷を出発し、
レタスがすっかりブランド化した川上村をぬけ
登山口の毛木場（平）到着6時前。



道路では全くクルマを見かけることはありませんでしたが
広い駐車場は既に4割程度の入。
連休なんで山小屋泊の方が多々と推測されます。



日本一長い千曲川（信濃川）の源流に沿って
沢沿いを歩く人気のルートで山頂を目指します。

この山は
甲州、武州、信州にまたがっているのが名の由来だそうで
日本海にそそぐ千曲川、太平洋にそそぐ荒川
の源流も抱えている名山です。



6：15　紅葉にも期待し、明け方の登山道を歩き出します。



環境省による道標は英語も表記されてました。



さすがに水が澄んでおり、きれいです。
どこでも汲んで飲めそうですね。



源流まで4キロ。
結構な距離がありますが、
そこまでは緩やかで優しい登りです。



黄葉。色づき初め。



紅葉。色づき初め。



先週の台風のせいでしょうか、結構な数の倒木でした。



ナメ滝着。7：45.



スライダーのようになめるように蛇行し、注いでいます。



流れが段々と細くなって行くのがはっきりわかります。
沢沿いの苔が何ともいい感じです。



9：00　千曲川水源地の標に到着。



ここがホントの水源のようです。
コップが傍らに置いてありました。

とても冷たく、美味しい水でした。

ここで休憩し、一気に山頂を目指すわけですが、
ここからがかなりの急登となります。



わずかな距離で、あと高低差300mを稼ぎます。



本日はあまり体調が優れず、息がきれまくり、
おぼつかない足取りの私を
ぽっかり浮かんだ富士が励ましてくれます。



やがて山頂が見えてきます。



最高の景観です。



最後のガレ場の登り。
落石せぬよう気を遣います。



10：00　山頂に到着。





富士を眺めながらのおにぎりタイム。



ちょっとこのカップ麺ははずしましたが・・・







遠方に噴煙を上げている御嶽山が見えました。
不幸にして亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。



登山にあたり、
自然への畏怖だけは忘れずにいようと肝に命じました。






不思議なことに上よりも下のほうが紅葉しているように見えます。

水源で汲んだ水を沸かしていれた贅沢なコーヒーを飲み、
一路下山します。




ナメ滝を通過。



まだまだですがキレイでした。



個人的に秋は大好きです。



明日からの巨大な台風の影響がなければ
来週末あたりは見頃でしょうね。



13：20　下山完了。

体調と同じくして、ＧＰＳが一時不具合だったようで
今回はあまり細かなデータが得られませんでした。


渋滞をぬっての帰宅後は皆で集って報告会。
明日は休みなんでたっぷり飲みました。






--------------------------------------------------------
◇本日のデータ（2014/10/12）
所要時間（休憩とおにぎりタイム含む）：約7時間
登山口：毛木場駐車場
面子：3名（私を含む）
天気：晴れ
--------------------------------------------------------







□ ホクリツ電機 web shop



にほんブログ村

登山・キャンプ ブログランキングへ