安達太良山、ピーク踏まず。

前日の気象予報で、お隣の名山吾妻山が冠雪し、
天候は荒れ気味とのことだったんです。
で、心配はありましたが、本日も日本海側は大荒れ、
太平洋側は行楽日和とアナウンスされたんで
ご近所隊の1名と行ってみました、安達太良山。
福島県は私、グランデコを幾度かスキーや避暑で訪れた
以外には行ったことがなく、疎い地域でありました。

岳温泉から登山口へのドライブ、
朝日がまぶしく、穏やかな登山を
予感させてくれました。

紅葉は終盤とはいえ、
朝日で紅く照らされ素敵でした。

駐車場より、
右に行くと登山口、左に行くとゴンドラ乗り場
となっています。

初級者向けゲレンデも草紅葉。
秋景色です。

下りて行くと「あだたら渓谷自然遊歩道」。
また機会があったら行ってみましょう。

30分ほどで樹林帯を抜け、勢至平分岐。

何やら怪しげな雰囲気になってきます。

山小屋泊で下山してくる方に聞くと、
アイゼンは不要だが風が荒れまくり、とのこと。

温泉のある山小屋として人気ある
くろがね小屋が視界にはいってきます。

硫黄の香漂う、くろがね小屋着。
宿泊者は全てアウト後で
本日受け入れに向け準備中の模様。

小屋の裏手、この立入禁止の先に
岳温泉の源泉があるらしい。
突風吹きすさぶ中、山頂目指して
行くか行かぬか思案の末、とりあえず上がる選択。

峰の辻着。
別世界。
私はアイゼン忘れちゃったんですよね。
つけてる方はおりませんでしたが不安です。

向こう岸に見える乳状のが山頂。
相変わらずの強風。

下山して来た方に問うと、
「頂上に至る牛の背はピッケルがないと
自立していられない程の風。
ホワイトアウトもしてるので、この山に
慣れてない方はちょっと・・・」

晴れ間を狙ってのショット。
伝わりませんよね、この強風感。
びびりな私は勇気ない撤退を決めました。
スキー場の突風で落っこちちゃった時を
思い出しました。

余程風の通り道なんでしょう、
水平方向に凍っているものが多々でした。

下山するとまたまた秋景色。
谷側の空はキレイで青かったです。

こんな真っ赤な木々も所々あったりして。
今更ながら山は奥深いですな。

帰路、岳温泉の一番山側、
「ながめの館 光雲閣」で日帰り入浴。
評判に違わず、掛け流しのいい湯でした。
東北道すっ飛ばして帰宅。
参加できなかった面子も呼んで酒を堪能。
もう私の山の季節は終わった感じですね。
スキーか散歩程度の低山か、
冬モードに入りやす。
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