おそるべし 武尊山(ほたかさん)

一度行ってみたかったんです。
上州武尊山。
決定は相変わらず前日の土曜日。
今山行は我が隊のエースO隊員と私の二人。
お互い、休日は日曜だけなのでもちろん日帰り。
朝3半、入谷出発。
関越水上IC経由で登山口の武尊神社駐車場へ。


武尊神社で無事安全を祈願し、登山道へ。
枯葉が敷きつめられた柔らかで優しい歩き出し。
晩秋を体で感じて、ヒジョーに快感。

程なく分岐。
ネットの予習では
ここから岩、鎖、ロープが連続、となっていました。
ウヒョー、それまでの途とは一変します。
急登の連続です。

武尊山の容姿

剣が峰の容姿
などが所々に見え隠れします。

直角な岩だって
慎重に行けばこれまた楽し。
キツイ急登よりは一気に
高度が稼げてありがたい位です。

さすがエースのO隊員とは異なり、
私は息を切らしながらの試練が続きます。

画像じゃ伝わりませんね、この直角感。
そして山頂。

絶景です。
毎度恒例の下界じゃ味わえない贅沢なランチタイム。

剣が峰までの素敵な稜線が目前に広がっています。
先程までの急登は喉元を過ぎた感じです。
山頂では皆さん、達成感からか、かなりまったりされてました。
我々もゆっくりしたつもりでしたが、皆さんに比べると
滞在時間は最短でした。

剣が峰を目指して歩きます。
アップダウウンを繰り返し、小さなピークをいくつか
越えて行きます。

剣が峰山頂の画。

左右が切れ落ちており、
山頂標がカメラにやっと収まる程度の
とても狭い尖った山頂でした。
ザックを下ろすスペースもなく、
風もあるので、とっとと下ります。
ここからが試練の下山道でした。
下調べのヤマレコやブログでも、
「俺は○回こけた」
「俺なんて○回こけた」と
皆その歩きにくさを自慢(?)しておりました。
歩いてみてわかりました。
言っては悪いですが、山がボロボロです。
崖から転落する、熊に出くわす、など滅多にないであろう
恐怖とは異なり、荒れた滑りやすい急斜面でこけて
頭を打って・・・は十二分にあり得ます。
先週積もった雪解けの水のせいもあり、
しっかりとぬかるんでおり、
登山靴の凹凸ある靴底は柔らかな黒土で
常にスニーカーのような
真っ平らな状態での下山でした。
ゴールの登山口に着いたのは14:30をまわった頃。
神社に一礼をし、渋滞の関越を通り帰宅しました。
翌日には筋肉痛を確信しておりましたが、全く何事もなく。
すごいですね、
山行中身に着けているサポートタイツと
摂取したアミノ_の効果でしょう。
ありがたいことです。

一度行ったので気が済みました。武尊山。
隊の皆さんにもススメておきました。
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