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アンテナ線の話

全面地デジ化ももうスグ。

侮れない存在のアンテナケーブル(同軸線)について少々。

地デジ工事を行っていると、たまに出くわすんです、同軸線の能力不足。一見同じに見えるケーブルですが、性能に格差があるんです、実は。

ケーブルに印字されている規格を読んでみましょう
(最近は印字のないものも多いので悪しからず)。
S-5C-FB、S-4C-FB、5C-2V、3C-2V・・・とかの文字列です。
厳密には種類は非常に多岐にわたりますが、良く見かける上記を例に見てみましょう。

たとえばそれが、

1. S-5C-FB だった場合、各文字は
  S:BS/CSにも対応 5:直径(mm) C:テレビ用はCです
  F:発砲ポリエチレン B:網+アルミ
2. 3C-2V だった場合、各文字は
  3:直径(mm) C:テレビ用はCです
  2:ポリエチレン V:網

をあらわしており、2よりも1のほうが、損失が少ない、性能の良いケーブルとなります。ケーブル直径は原理的に、太ければ太いほど、損失は少ないといえますが、7C や 10C 、それ以上となると、施工上、曲げたりするのが容易でないため、
通常の住宅配線であれば、5C のもの、更にはデジタル時代が到来してますので、電気屋的には迷わず、現在の放送全てに対応している S-5C-FB で張り回します。

201001_20.jpg
S-5C-FBケーブル

そして部屋のアンテナ端末(アンテナ線の差込)からテレビの間は、長くてもせいぜい10~15m 位でしょうから、S-4C-FB でも十分です。

201001_21.jpg
3C-2Vケーブル

3C-2V などは、上記の通り、BS に非対応な上、地デジにも規格的には対応しておりませんので、
十分なレベルで伝送されていたとしても、長距離で経年劣化のすすんだものの場合など、コイツが原因で良好な受信ができない事例がわずか2件ではございますがありました。

「増幅器で十分にレベルをあげてあれば、規格外の古いケーブルでも張り直しの必要はありません。他業者にそのように言われたら是非当社にご相談下さい」
などという広告を入れている工事業者の方がおりますが、それは全くのウソっぱちです。

購入してご自身で配線してみよう、とお思いでしたら、
S-5C-FB を使用されることをおすすめします。

もちろん 当店でも売ってます。
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